ほぼ同意。だけどちょっと反論。

■ 残業代を払えない経営者は無能である
http://d.hatena.ne.jp/essa/20070128/p1

  1. 日本企業は日本人という諸外国より高度な教育を受けてる人材を与えられている
  2. それを用いても国際競争力が足りない(と自分で言ってる)日本企業の経営陣ははっきり言って無能
  3. 日本の無能な経営者層を入れ換えるために、我々はベンチャーを応援するべき
  4. ホワイトカラーエグゼンプションを叩くヒマがあったらホリエモンが15億程度の粉飾で逮捕されてるのに日興コーディアルが140億円の粉飾でもたいした罰受けてないのを叩くべき
  5. とにかく目指すべきは経営者層の入れ換え。ベンチャーが今の大企業と入れ替わるように仕向けないとダメ
  6. そんなわけだから起業する人をガンガン持ち上げて競争させよう。生き残った会社(=有能な経営者のいる会社)に自分たちが入ればいいじゃん
  7. 無能な経営者を生み出してしまった責任はみんなにある。覚悟決めようぜ!

1+2について。
諸外国より高度な教育を受けているが、それは平均が高いということであって、優秀な人材が特別多いというわけではない。
日本人の能力の平均が1だとしたら、中国の平均は0.1かもしれない。でも、現在の国際競争で考えれば1を100人集めた会社より、10を5人、0.52・・・を95人集めた会社のほうが儲かるであろう。
また、国際競争力を考えると、日本の物価の高さ(それによる能力に対する給料の高さ)は不利になるといえる。

まぁ、日本の多くの経営者が無能だというのは同意です。


また別の話ですが、WCEを導入してもあえて残業代を出すというのも戦略的にはいいと思います。(すでにどこかで言われていることかも)
同じ給料なら残業代が出る会社で誰もが働きたいと思うだろうし、「俺は定時ですべて終わらせるぜ」って言う優秀な人には向かないかもしれませんが、残業もするけど多くの仕事をするという優秀な人には受けるだろうし、そういう優秀な人をうまく集められれば競争力が高くなると思います。